解熱剤に頼らず自然治癒力を高める風邪予防

あなたは風邪のことをどれだけ知っていますか?風邪に対する知識があるだけで予防やいざなった時に知らないと知っているでは大違いになります。

風邪(かぜ)の正式名称は感冒(かんぼう)などと言われて呼吸系の炎症のことを指します。風邪にはウイルス性と細菌性がありますが、ウイルスと細菌は別々のものということからお話しましょう。

まずは大きさが違います、ウイルスは細菌の10分の1から200分の1くらいで小さいのです。またウイルスは単独では生存ができないので他の細胞に依存するのに対し、細菌は自分自身で増殖が可能です。それではウイルス性の風邪にはどんなものがあるのでしょう。

普通感冒といわれる「ライノウイルス」、肺炎や気管支炎の合併症を起こしやすい「RSウイルス」、流行性感冒と呼ばれる「インフルエンザウイルス」、夏にプールで感染することがあるためプール熱と呼ばれる「アデノウイルス」、ライノウイルスに次い最も多い「エコーウイルス」、扁桃腺やリンパ節に潜伏し増幅する「アデノウイルス」、感染しても自覚症状なしで終わることの多い「エンテロウイルス」などがあります。

細菌性の風邪は繁殖周期が4年のためオリンピック熱と呼ばれるマイコプラズマや、関節や節々に小さな赤い発疹ができる溶連菌、小児に多く秋以外の2回に流行のピークになるレンサ球菌があります。主にウィルス感染により呼吸器官系の炎症の状態で咳や鼻水、鼻づまり、発熱や頭痛や倦怠感また下痢やおう吐などの症状が表れる。

また体内の抵抗力も落ちるために合併症など引き起こすこともあることから「風邪は万病のもと」と言われます。

風邪の初期では鼻水は透明で水っぽいが、そのうち黄色くなるのは白血球が体内に侵入しようとしてきた菌やウィルスと戦った結果、白血球の残骸とやっつけた菌がいるからなんです。

急性気管支炎やはしか、おたふくかぜや肺炎はかぜと似た症状で始まるのでただの風邪とちょっと違うと思ったら遅くなる前に病院に行きましょう。風邪を引いた時に安易に解熱剤に頼るのは治りを遅くなることになる場合があります。

身体は侵入したウイルスに対抗するためにあえて体温を上げて免疫力を高めています。鼻水や病原菌と戦っている白血球は平熱よりも1度体温が上がると5・6倍の働きが向上することが分かっています。つまりなるべく解熱剤に頼らずに体温を上げて自然治癒力を高めた方が治りが早くなるというわけです。